円やドルなど各国の通貨をいくらで交換するか定める交換レート。
秒単位で変動しているので、さっきまで100円と1ドルが交換できたのが、101円じゃないと交換できなくなったりします。
「ヘッジ」とは、「回避」という意味です。
「為替ヘッジ」とはつまり、この変動による損失を回避することができる仕組です。
為替ヘッジのメリット・デメリット
為替ヘッジのデメリット
リスクが回避できるなら、それに越したことはないですよね?
でも、為替をヘッジ「あり」を選ぶとコストがかかります。
詳しくは割愛しますが、簡単に言うと、「逆張り」するわけです。
その取引に必要になる、投資原資や手数料は投信元本の中から拠出されます。
為替ヘッジあり | 為替ヘッジなし | |
メリット | 為替変動時に強い | コストはかからない |
デメリット | コストがかかる | 為替変動に弱い |
グラフで比較してみよう
グラフにすると分かりやすいです。
為替変動が価格に影響を及ぼすシーンでは、効果を発揮しています。
一方、為替変動が少ないとコストだけ取られてしまいます。
僕の考え
見えないコストをどう考えるか?
僕は、「誰も為替を予想することはできない」と僕は思っています。
為替がどちらに動いても良いように、為替リスクをヘッジすることは可能ですが、その為にはそれなりのコストがかかります。
しかし、為替による変動は限定的です(もちろん、例外もあります)。
かつ、僕らの資産が影響を受けるのは、損益を確定(売却)するときだけです。
決済しない限り為替の影響は受けません。
そのタイミングは自分でコントロールできます。
であれば、「見えないコストはもったいない」というのが、今のとろこ僕が出した考えです。
為替以外のリスク
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