テレビで最近よく聞くけど、NISAって結局何が得なのか?非課税ってよく言ってるけど騒ぐほどのことなの?「イマイチ掴めない・・・」という方もいるのではないでしょうか?
今回まずは、最大のメリットである「非課税」に絞って簡単にまとめてみました。
投資で儲かったお金から国が持っていく税金はめっちゃ高い
「非課税」って言って騒ぎ立ててるけど、消費税は8%、もうすぐ10%になるとはいえ騒ぐほどのことなの?みんなそんなに投資で儲かってるのかな・・・?
と、税金と聞くと一番身近な消費税を思い浮かべますが、実は投資で儲かった分からお国が持っていく税金ってめっちゃ高いんです。
なんと20%も持っていかれるんです。
例えば、投資で得た(増えた)利益が50万円だったとしたら、20%なので10万円も何もしない国が持っていくんです!!国ってすごいですね(;’∀’)
※実際には20.315%で国(所得税)が15.315%。地方自治体(住民税)5%です。
例えを使って3分程度の動画で説明してます。
動画のおさらい
【STEP1】
動画の例は株を売って得た利益の話です。このことを「譲り渡して得た収入」なので「譲渡所得」と言います。
株式投資には、もうひとつ得られる利益があります。それが、株主の権利でもある「利益の配当」です。動画は配当について解説していませんが、もちろん配当所得も非課税の対象です。
【STEP2】
税金っていったいどの部分の利益からとられるのか?実際は、儲かった部分にだけ税金がかけられます。
100万円を元手に株式投資をして、その株が150万円になった場合。50万円増えたので、そこに税金をかけられるということです。
【STEP3】
で、どのぐらい税金がとられるのか?儲かった部分に20%の税率でもって行かれます。動画場合だと50万円×20%なので10万円です。
【STEP4】
なので、50万円お金が増えても40万円しか手元には残りません。
【STEP5】
でも、NISA口座を開設し、ちゃんと非課税になるよう設定すれば、税金が一切かからない、非課税になるという制度です。
何もしていない国が、僕たちが頑張って働いて、稼いだお金で勉強して損もしながらやっと得られた投資の利益を20%も持っていくって・・・税金ってある意味すごい仕組ですね^^;
非課税の条件がけっこう多い
非課税!非課税!ザッツライ!と騒いでいる割に、実は結構その条件が多いんですよね。
- 120万円という上限額がある。投資額なのか?増えた額(利益)なのか?分かりにくい。
- 期間が決まっている。5年?10年?そのあとはどうなるの?
- え?受け取り方で非課税にならない?何それ?
- 損が出たら損する?え?どういうこと?
このあたりはまた次回以降で。
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