ブレイクスルーを早めるインプットとアウトプット方法です。
アウトプットはやり方次第で、自己成長と自己変革になります。
また、ちょっとしたコツ、意識の持ち方でインプットの質も劇的に上がります。
僕自身、意識を変えてから、効率がかなり上がりました。
ポイントは、「学ぶ」ではなく「仕入れる」です。
成長するアウトプットの仕方
学んだことを誰かに教える(アウトプット)と記憶の定着に良いと言われます。
教える
「入江塾」という、伝説の学習塾をご存知ですか?
入江塾では、生徒が問題を作っていました(全てはないです)。
学んだ知識を問題を解く為に使うのではなく、問題を作る為に使うのです。
問題が完成する頃には、知識の定着度は、問題を解くよりもはるかに上です。
役職が人を育てる
アウトプットとは言葉だけではありません。「ポジション」もアウトプットです。
問題を解く側の生徒が、問題作りをするということは、
- 平社員が管理職になる
- 専務が社長になる
- 夫が、家事をしてみる
- 長男が弟の面倒を見る
と同じぐらい貴重な経験です。
教わる側の生徒が、真逆の立場になります。
教わる立場から、教える立場に。どんな、態度(アウトプット)をとるのか、主体的に考えます。
自らをそういう「ポジション」に置くのは、大きな効果があります。
入江塾は、主観的、主体的に考える力を育てたといわれています。ビジネス書としてもヒントがあります。おすすめです。
インプットの質の上げ方
社会に出てからの学びは、学生時代の勉強とは異なります。
インプットとアウトプットはセットで考える
アウトプットを意識しながらインプットを行います。
「気づき」をインプットする
例えば、セミナー中のことですが、講師の言葉やスライドを、必死にメモをとる人がいます。
これは、ダメです。
受験勉強なら良いかもしれませんが、アウトプットを意識したインプットになっていません。
まず、セミナーに参加する前に、そのセミナーで、何を仕入れるかを事前に予想を立て、目的を持って参加します。
受講中は、常にアウトプットしているシーンを頭で描きながら受講します。
セミナー中のメモは、その際出てきたアイデアや気づきを書き留めるものです。
ここで、インプットの質が大きく変わってきます。
質の悪いインプット
全てメモをとっても、机の肥やしになっていることがほとんど。
そのメモをパソコンに打ち込んだり、別のノートにまとめたりする人もいます。
それは、ノウハウコレクターです。
僕も、セミナーに参加することがありますが、セミナーの内容が、学ぶ目的からずれていたり、学ことがない場合は、一切メモも何も取らずに帰ることがあります。
全て仕入れない
ひとつのセミナー、ひとつの本から、実際に使える学びはせいぜい、ひとつかふたつです。
たくさん学んで何も実践しないよりも、一つでも実践し使った方が何百倍も価値がある学びになります。
そもそも、全てインプットできるような超人は、そういません。
本はできるだけ手元に置かない
僕は、購入した本を、ほぼ全部読みません。
購入するときは、目次を見て仕入れたい情報があれば購入し、溜まったら寄付に出します。
本棚に本があるといつでも調べられます。
知識の宝庫ですが、そこが落し穴です。
そこにストックされている、学びはいつまでたっても身に付きません。
つまり、無駄な投資で終わっていると思ってください。
すぐアウトプットする
たくさん仕入れることよりも大事なことは、仕入れた学びをすぐにアウトプットすることです。
メモで保存するより、記憶に定着させる方法です。
最低もう一回、遅くとも翌日までにアウトプットしてみてください。
社会に出てからの学びは問題を解くのではなく、仕入れだということを忘れないでください。
どう加工し、どう提供するか。
アウトプットとセットでインプットしなければ、意味がありません。
学びすぎる弊害
学ぶことが目的に
学びがいかされてないのか、いかしてないのか
僕の知人がコーチングを学ぼうと頑張っていました。少しすると今度は、心理学も学び始めました。
研究者や博士号を目指しているのなら話は別ですが、心理学という学問全てをインプットしたとしても、アウトプットする場面はどれだけあるのでしょうか?
アウトプットする機会が運よく来た時に、全て覚えていられるでしょうか?
それより、ひとつでもアウトプットする方が百倍価値があります。
学ぶことが目的ではないんです。
最も成長を促すアウトプット
行動の中に本当の学びがある
本当の学びは、行動してこそ見つかるものです。
実体験で失敗し、それを繰返しできる人はとても強い。
実体験から得られる学びは、血となり肉となります。
その人の発言には、言霊が乗っています。
こうした経験こそが、オリジナリティや、アイデンティティ。
自信につながっていきます。
こうしたアウトプットが、最も成長を促します。
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では、今回は以上です。
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